緑茶の効果 コレステロール

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血液検査で必ず調べられる項目にコレステロール値があります。テレビのイメージでコレステロールは悪いものというイメージがありますが、実は人間にとってコレステロールはなくてはならないものです。

コレステロールは脂質の一種であり、本来は細胞膜を作る材料や、生体機能を整えるホルモンを作る材料、脂肪の消化吸収に関わるなど体にとってすごく大切なものです。

では、何故コレステロールは悪いものと言われるのでしょうか?コレステロールには悪玉の「LDLコレステロール」と善玉の「HDLコレステロール」の2つがあります。

しかし、運動不足や食べ過ぎ(カロリーの摂りすぎ)により悪玉コレステロールが増えすぎると、血液中のコレステロール値が正常より高くなり、その状態が続くことで動脈硬化を引き起こす原因となるのです。

最近、この悪玉コレステロールの減少に有効な働きをする成分として、緑茶の中に含まれるカテキンが注目されてきています。カテキンはコレステロールの吸収を抑えてくれると共に、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールだけを減少させるという優れた特性を持っています。

ぜひ、コレステロール値が高い方は緑茶の効能にも注目にしてみてください。

緑茶の効果 利尿作用

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緑茶の効能として利尿作用(尿の排出を促す作用)があるのは有名な話です。「緑茶を飲むとトイレが近くなる」という現象が起こるとよく聞きますが、それは緑茶に含まれるカフェインの効能に利尿作用があるためだと言われています。

健康状態が正常な人の場合、腎臓は血液をろ過することで毎日約150リットルの原尿を作りますが、その内の99%は体内に再吸収され、実際には残りの1%が尿として体外に排出されるようになっています。

しかし、何らかの原因で腎臓の働きが悪くなると尿の排出量は減少し、その結果、体内に水分(食塩水)が溜まってしまいます。これが、むくみとなります。

むくみの改善にはカフェインの利尿作用が効果的と言われています。カフェインは腎臓の血管を拡張させたり、水分の再吸収を抑制することで尿量を増加させ、利尿作用を促進させる効能を持っています。

また、利尿作用はむくみの解消だけでなく、高血圧の改善にも役立ちます。しかし、緑茶の飲み過ぎ(カフェインの取り過ぎ)は脱水作用を引き起こす可能性があるとも言われているため、注意が必要です。

緑茶の効果 糖尿病

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生活習慣病として良く知られている糖尿病。厚生労働省の調べ(平成19年国民健康・栄養調査)では日本国内に糖尿病と強く疑われる人が890万人、糖尿病の可能性がある人が1,320万人もいるという結果が出ています。

糖尿病は食生活の乱れ(過食、運動不足等)によって糖の過剰摂取が起こり、血糖値が上がるために発症します。そのため、誰もが罹る可能性のある病気です。

しかし、そんな糖尿病の予防に緑茶が効くということが静岡県立大学等の研究にて分かりました。研究は「境界型糖尿病」と呼ばれる「血糖値が高めで糖尿病と診断される前」の方々を対象に行われました。

緑茶に含まれるカテキンを「摂取するグループ」と「摂取しないグループ」に分け、血糖値の変化を調べるというものです。その結果、「摂取したグループ」は血糖値が下がり、カテキンが血糖値の低下に有効な成分であることが証明されました。

その時に摂取したカテキンの量は緑茶約7杯分に相当したそうです。このことから、緑茶を1日に7杯飲み、生活習慣を改めることが糖尿病の一番の予防策であると言えるでしょう。

緑茶の効果 血圧

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高齢になるほど多くなる生活習慣病の一つに高血圧症があります。血圧とは心臓から送りだされる血液が血管の壁に加える圧力のことですが、この数値が正常範囲を超えて高くなった状態が高血圧症であり、「症候性高血圧」と「本態性高血圧」と呼ばれるものに分かれます。

特に高血圧症の9割は後者です。これの大きな要因は食塩の取り過ぎ、加齢による血管の老化、運動不足などが影響していると考えられています。

最近、この高血圧症に緑茶の効果が注目されています。本来、血圧の上昇や血管の収縮には、「アンジオテンシン」という物質が関わっており、この物質に「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」が働くことで、強力な血管収縮作用が起こります。

その作用を阻止する薬剤がACE阻害剤呼ばれるものですが、このACE阻害剤と同様の働きをすると考えられているのが、緑茶に含まれるカテキンです。

また、緑茶にはGABAという成分も含まれており、それは血圧低下作用があるため、この両方の相乗効果により高血圧症の予防が期待できます。

緑茶の効果 便秘

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人間の腸内には多くの細菌が棲んでいます。それらは腸内細菌と呼ばれ、その数は100種類以上にのぼると言われており、悪玉菌と善玉菌と日和見菌の3つのグループに分けられます。

便秘の原因は食生活の乱れ等で悪玉菌が増え、腸内環境が乱れることで起こります。その便秘の解消に緑茶のカテキンが効くという話を皆さんはご存知でしょうか?

緑茶のカテキンには抗菌作用がありますが、その抗菌作用は腸内の悪玉菌にのみ効き、善玉菌(ビフィズス菌)は増やしてくれるのです。その結果、腸内環境が整えられ、便秘が改善されます。

また、カテキンは便の臭いを抑えてくれたり、量を増やす効果もあります。このことから緑茶のカテキンが便秘に効果的な成分なのは一目瞭然ですが、緑茶の飲みすぎは逆に便秘を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

これはカフェインの利尿促進作用により、水分が不足してしまうのが原因です。このように緑茶の作用は一長一短ですので、飲みすぎには気を付けてください。

緑茶ダイエット

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テレビや雑誌等でよく取り上げられるものにダイエット特集があります。最近、そのダイエットで緑茶ダイエットというものが注目されています。これは緑茶に含まれるカテキンの効能に目をつけたものです。

もともと緑茶に含まれるカテキンは8種類あり、それらは「ガレート型カテキン」と「遊離型カテキン」に分けられます。その中で「ガレート型カテキン」には中性脂肪を低下させる作用があると言われています。

通常の場合、食事として摂った脂肪は小腸でリパーゼという消化酵素によって脂肪酸に分解され吸収されます。そうして吸収された脂肪酸は中性脂肪となり血液に取り込まれます。

本来ならこれは大切なエネルギー源となりますが、もし中性脂肪が余分にあると体内に蓄積されてしまうのです。これが肥満の原因の一つになります。

しかし、「ガレート型カテキン」は、消化酵素であるリパーゼの働きをブロックして脂肪吸収を抑えます。最近ではその効能に目を付けた企業からカテキンが多く含まれた緑茶の飲料水も売られています。

緑茶石鹸

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緑茶に美肌・美白効果があるということを皆さんはご存知でしょうか?最近、その効果を利用した製品として緑茶石鹸が売りだされています。これは緑茶に含まれるカテキンのシミに対する効果に注目したものです。

女性にとってシミは大敵ですが、シミの原因は紫外線や加齢の他に、ストレス・睡眠不足、肌の炎症・肌荒れ、ニキビ、ホルモンバランスの異常などです。その中でも90%以上は紫外線が原因です。

表皮の一番下の基底層には色素形成細胞(メラノサイト)と呼ばれる細胞があるのですが、これは紫外線の刺激でメラニン色素を生成します。生成されたメラニン色素は皮膚の下の層を保護するために黒くなります(これが日焼けです)。通常は時間の経過と共に肌の新陳代謝(ターンオーバー)により表皮からはがれていきます。

しかし、様々な原因で肌の抵抗力が落ちるとメラニン色素が肌に残ってしまいシミとなります。緑茶の成分であるカテキンはそのメラニンの合成に欠かせない酵素チロシナーゼの働きを抑制し、メラニンの合成を妨げてくれます(色素沈着抑制作用)。

そのため緑茶石鹸が美肌や美白に効果的と言われているのです。

緑茶の成分

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緑茶にはいろいろな成分が含まれています。例えば、テレビで良く取り上げられる成分として有名なものがカテキンやカフェインやアミノ酸の一種であるテアニンです。

カテキンは緑茶の渋みの成分でポリフェノールの一種として知られています。また、カテキンの含有量は茶葉の成長などによってその分量が変わり、二番茶・一番茶(新茶)の順に、また、若い芽・成熟した葉の順に多く含まれています。

カフェインはお茶の苦みの成分です。含有量はカフェインのような茶期による違いは特にありませんが、若い芽に多く含まれるところは同じです。テアニンは緑茶の旨み・甘み成分です。含有量はカテキンと正反対で一番茶(その中でも初期の若い芽)に多く含まれます。

その他の成分として挙げられるのが、ビタミン、サポニン、フッ素、γ-アミノ酪酸(通称GABAとも言われます)、カリウム・カルシウム・リン・マンガン等のミネラル、クロロフィル、香り成分なども含まれます。

上記のことから緑茶は茶葉を摘む時期によって、その成分の量が変わり、味や香りにも違いが表れてきます。

緑茶の効果・効能

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緑茶の効果・効能として、よく知られているのが風邪予防です。これについて興味深い話があります。それは緑茶の生産量国内第一位を誇る静岡県の小学校での話です。

静岡県の小学校では風邪の予防のために緑茶でうがいをしているという話を聞いたことがあります。その効能を実際に浜松医科大学の研究グループが疫学調査にて証明しました。

調査は福岡市の保育園の2歳〜6歳の子ども約2万人を対象に行われ、「1日に1回以上緑茶でうがいをする子ども」と「緑茶でうがいをしない子ども」にわけて、20日間のうちに37.5度以上の熱がでる子どもの割合を調べるというものです。

その結果、「緑茶でうがいをしない子ども」より「緑茶でうがいをする子ども」の方が風邪を引く割合が68%も少なかったそうです。では何故、緑茶のうがいでこういった効果出るのでしょうか?

それは緑茶に含まれるカテキンの効能のおかげです。カテキンには、抗菌作用や抗インフルエンザ作用があり、カテキンを含んだ緑茶でうがいをすることで風邪やインフルエンザに罹りにくくなるのです。

飲尿健康法